離婚後に復縁して再婚する方法や可能性!子供や手続きについても解説

結婚をするよりエネルギーがいるといわれる離婚。

「もう結婚はこりごり」と思う人もいれば、再婚して幸せを手にしている人もいます。ある程度の年齢になれば、周りに結婚している人がいると同時に、バツイチの友達がいても不思議に思う人は少ないでしょう。

ただ、離婚をして同じ相手と復縁して再婚するのは、なかなか珍しい形。

恋人同士がわかれて復縁するにもハードルが高いにもかかわらず、離婚をした相手との再婚はより難しいものだといえるでしょう。とはいえ、復縁して恋人同士に戻り幸せをつかんでいる人がいるように、離婚後同じ相手と再婚して失敗を繰り返さない人もいます。

今回は、離婚した同じ相手と再婚を望む人に向けて、どうすれば復縁が叶うのかを解説。子供がいる場合の親権の問題や通常の結婚とは手続きが違うのかどうかも加えて紹介していきます。

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目次

そもそも復縁再婚は現実的?可能性は?

復縁再婚は現実的なものなのでしょうか?

数は少ないですが、離婚を経て同じ相手と再婚するというのは、レアケースではあるものの現実に存在します。である以上、現実的かといえばYesと言っていいでしょう。

ただし、お互いの環境や状況はもちろんのこと、世間の視線や常識といった目に見えない考え方の壁がある以上、可能性が低いこともまた現実です。

再婚の可能性は10%以下

離婚を経ての復縁をする場合、お互いが再婚同士というパターンに入ります。

厚生労働省が発表している統計(平成 28 年度 人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する … – 厚生労働省)によると、平成27年(2015年)に婚姻届けが出されたのはおよそ635,000件で、そのうち夫婦とも再婚のケースは約10%です。

離婚した夫婦が、同じ相手と結婚するケースは統計にありませんが、それ以下となります。

政府が出している統計をみても、離婚し復縁からの再婚というのは、かなりのレアケースだといえるでしょう。

復縁して再婚の可能性が高いパターン

復縁して再婚というレアケースではあっても、いわゆる「元の鞘に収まる」夫婦はいます。

離婚という大きなエネルギーを使って離れたにもかかわらず、復縁をして再び夫婦になった人たちは、どのようなきっかけでよりを戻したのでしょう。

そのなかでも、とくに多いパターンを3つ挙げておきます。

円満離婚をしている場合

まず可能性が高いのは、円満離婚をしている場合です。離婚の原因を細かく分ければ、その数と同じだけの理由がそろうでしょう。

現実的な出来事から心の問題まで、かなり幅広くケアしなければなりません。同じなのは、結果的に離婚に至ったということだけです。ただし、同じ離婚をしても、憎しみあって別れたのではなく、お互いのためという場合があります。

話し合いのすえ、離婚した方がいいだろうという結論を納得して決めたケース。この場合、復縁して再婚への望みがあります。

なぜなら、離婚をするという決断をお互い納得できるだけの原因を出しているからです。原因がわかっているのですから、それが解消されれば、再婚のハードルはかなり下がります。

逆に話し合いがもつれて、家庭裁判所で離婚調停や裁判離婚になった場合は難しくなります。とはいえ、素人の場合混同しやすいのですが、協議離婚は別です。
離婚調停や裁判離婚と同様に、協議離婚も通常弁護士を代理人に立てて話を進めていきます。

ただし、離婚調停、裁判離婚の場合裁判所が関与するのに対し、協議離婚は代理人こそ立てるものの基本的には2人の気持ちや考えを話し合いながら離婚へと進めていくのです。この協議離婚の場合、第三者が間に入ることで、冷静に相手の話を聞けるというメリットがあります。

直接会って話し合うと衝突するようなことでも、他人の口から聞かされれば受け止め方は違ってきます。結果的に円満離婚になることも珍しくありません。

「弁護士を立てて離婚を進めたから自分は無理」と思っているかもしれませんが、日本の離婚の90%は協議離婚。

話し合いで納得したうえで離婚し、その後何のトラブルもないなら、円満離婚の可能性が高めですから、諦めずに今度は再婚をするために話し合いの機会を作ってみましょう。

復縁再婚にメリットがある場合

復縁に限らず、再婚をするにあたってメリットがあることも、踏み切るきっかけとなるでしょう。そのメリットが見えやすいのが、復縁したうえで別れた人と再婚することです。

離婚をしてバツイチとなり、新たな恋を見つけることもあるでしょう。その恋が実り、再婚話がでたなら、前の結婚生活よりも幸せを望むのは当然です。

ただ、別の人と再婚をした場合、以前とは違うトラブルが起きる可能性も考えておかなければなりません。前の夫なら気にしなかったことを指摘される場合もあるでしょう。再婚をするまで他人だったのですから、違うのは当たり前です。

しかし、別れた夫との復縁による再婚であれば、離婚をした原因がわかっているため、1度目の失敗を活かすことができます。欠点も知っていますが、長所もお互い理解できているうえに、もめ事が起こることを未然に防ぐことができるのは最大のメリットと言えるでしょう。

愛する子供がいる場合

「子は、かすがい」ということわざがあります。

『かずがい』とは、家を建てる際などに木材と木材をつなぎ合わせる曲がった釘のことです。たとえ夫婦として別れたとしても、子供の父親でなくなるわけではありません。

ある程度の年齢になっている子供なら、納得できなくても理解はしてくれるかもしれません。ただ、まだ幼かった場合は大人の都合など理解できないでしょう。夫婦関係は上手くいっていなかったとしても、親子の関係が良い場合は、寂しがる子供に対して罪悪感をもってしまう可能性もあります。

あなただけでなく、別れた夫も子供かわいさにもう一度やり直そうと言ってくるケースはかなり多くみられるものです。

また、子供を自分が引き取った場合、養育費、国からの援助などがあっても、それだけでは経済的に苦しくなることもあるでしょう。

シングルマザーには、まだまだ厳しい世の中。子供の病気やトラブルで仕事を休むことに理解のある職場を探さなければならないですし、休むことで収入が減ることも考えておかなければなりません。

子供に辛い思いをさせないために、大きくなるまで離婚はしないと2人で話し合った夫婦が、成長してからも別れないケースもよくあること。それだけ子供には威力があるのです。

最初は子供のために、復縁再婚をと考えても、それがきっかけになり夫婦として新たな形を作れる可能性もあります。子供を理由にするのは…と抵抗を感じる人がいるかもしれませんが、それこそ別れた夫に相談してみるといいでしょう。

再婚してやり直すことで、子供を育てるための経済状態も期待できます。

復縁して再婚するための方法

それでは次に、再婚をするための方法を考察してみましょう。

どんな方法があるのか、確認すべきことはなにかを冷静に考えなければなりません。

恋人同士が復縁をするよりハードルが高い、同じ相手との再婚は慎重に進める必要があります。

復縁再婚の方法1.離婚原因を解消する

まず2人の問題として、離婚原因が解消されていなければ同じことの繰り返しになってしまいます。浮気や金銭問題、DVなど現実的でわかりやすいことだけが、離婚のきっかけとは限りません。

やさしさや思いやりを求める気持ちといった、目に見えないわかりづらいことが原因で別れる場合もあります。このようなどんな原因だったとしても、2人の間で解決されていなければなりません。

離婚を決断するうえで、理由は話し合ったでしょう。面と向かっていえないことを、代理人に伝えてもらった人もいるはずです。そんな2人なのですから、自分の気持ちを隠さずに、じっくり話し合って決めましょう。

焦る必要はありません。

復縁再婚の方法2.相手の親しい人物に間を取り持ってもらう

離婚をするにあたって第三者の存在というのは、心強さとともに話を円満に終わらせる効果があります。それは、復縁をして再婚するときにも同じだけの力をもちます。

あなたが再婚を望んでいても、相手にその気がなければなりません。自信がないために、復縁再婚を望んでいても、行動に映せない人もいるでしょう。

そんなときには、別れた相手が親しくしている人に話を取り持ってもらうのがおススメです。親しい人になら、相手が本音をこぼしている可能性があり、気持ちを確認することができます。
もし相手にも再婚をする気があるなら、場をセッティングしてもらうこともできるでしょう。復縁をして再婚をするのはレアケースですから、当人同士では進めにくい面もあります。

親しい人によって背中を押してもらえば、話が進みやすくなるでしょう。

復縁再婚の方法3.子供がいるなら定期的に顔を合わせられるようにする

子供がいる夫婦なら、離婚をする際に子供のことが条件のなかへ入っているでしょう。もし、離婚後も定期的に子供と会える条件をつけていたのなら、その際に同行するようにして見るのがおススメです。

男性、女性として、お互いをみれなくなったということも離婚原因としてよくあるもの。
ただ、子供の前では男女ではないとしても父であり母です。復縁しての再婚は周りの目や常識が気になることも否定できませんが、周囲の人や世間より大切なのは、2人の間に生まれた子供。

子供のためにやり直すという考えは、おかしなことではありません。

復縁再婚の方法4.話し合いの場を設ける

ストレートに復縁して再婚をしたい気持ちがあるのをぶつけるのも効果的です。

それには話し合いの場を設けるのが不可欠。

ストレートに伝えたからといって、すぐに再婚がなるとは限りません。ただ、もし相手にその気持ちがあるなら、前向きに話し合うきっかけにはなるでしょう。恋人同士になる前のなんとなく距離を詰めていくという戦法は、復縁再婚には不向きです。

まず自分の気持ちを伝え、それをきっかけに相手の気持ちを確認して、前向きにとらえられるなら、話し合いを重ねていきましょう。

復縁再婚のよくある疑問

初婚同士や再婚であっても、これまで戸籍をともにしたことがない相手と違い、一度別れた相手と復縁結婚をする場合には違うことがあるのでは?と思うでしょう。

そんな疑問も、復縁再婚をする前に解消しておくと話し合いはスムーズに進んでいくはずです。

子供の親権はどうなる?

離婚をした際に子供がいた場合は、別れたあとどちらかに親権を移しているはずです。

同じ相手、つまり子供の父親と再婚したとしても、親権はそのときに決めた父親、母親のどちらに置かれたままになります。

もし、復縁再婚する父親が別れた際に親権をもっていた場合は、婚姻届けを出すだけで構いません。

ただし、離婚した際に母親であるあなたが親権をもち、戸籍も動かしていた場合は、婚姻届けと一緒に入籍届をする必要があるので注意しましょう。

再婚の手続きは面倒?

再婚の手続きは、基本的に結婚するときと同じだけの作業がいるということは覚えておきましょう。

同じ相手と再婚する場合に除外されるのは、女性の再婚禁止期間だけです。女性には子供の親を確定させるため、再婚禁止期間が100日と決められています。

ただし、別れた夫との再婚の場合は、それが適用されません。法律上は同じ相手であれば、離婚後すぐに再婚をすることが可能になっています。

他は結婚をするときと同じ書類や手続きが必要です。離婚をして旧姓に戻している場合は、保険や年金はもちろん、クレジットカードやパスポートも再発行しなければなりません。

面倒だから籍を入れずに内縁状態という人もいますが、子供がいる場合は学校や親権の問題が発生する場合があるので、事実婚ではなくしっかり入籍をするようにしましょう。

問題をクリアして復縁再婚で幸せをつかもう!

離婚した相手と復縁をして再婚するための方法や可能性を、2人の問題を中心に解説してきましたがいかがでしたか?

恋人同士が別れたあとに復縁をするのとは違い、結婚は相手の家族や社会にも関わるのでそう簡単ではありません。再婚の場合の離婚率は50%と初婚よりも高めになっています。

結婚生活を以前に経験していることが、マイナスに働くため、このような数字が出るのでしょう。ただ、同じ相手との復縁再婚はメリットを活かせば、失敗を繰り返す可能性をさげられます。

せっかく切れた縁を結び直すことができたのなら、今度こそ幸せを手に入れたいもの。そのためには焦らず、ひとつひとつ問題をクリアしていくことが大切です。

それさえ2人でクリアすれば、書類上の手続きが面倒なことなど、苦にはならないでしょう。

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