復縁を諦めると伝えてもいい？伝えるタイミングやメリット・デメリット

「復縁をしたい」と思って、復縁する努力をしている、いつになったら復縁できるのか、本当に復縁できるのか、復縁を本当に望んでいるのか、など復縁を諦めてしまいそうになると思います。

復縁はあなたの気持ちだけでなく、元彼の気持ちも重要になってきます。当然、他人の気持ちなんてそんな簡単にコントロールできるわけがありません。

そのため、うまいこと行かなかったり、やきもきする展開に見舞われたりとストレスを感じるようになってきます。心のなかでどんなに「復縁したい」と強く思っていたとしても、このストレスは脅威です。

その脅威に負け、復縁を諦める選択を考えた時に2つの選択肢があります。元彼に「復縁を諦めること」を伝えるかどうかです。

この記事の主題で結論となってしまいますが、余程のことが無い限りは復縁を諦めることは元彼に伝える方が良いです。得られるメリットもありますし、その告白で元彼の気持ちが変わるきっかけになる可能性などがあります。

では、具体的に復縁を諦めることを伝えたほうが良い理由についてご紹介していきます。

復縁を諦めると伝える前に考えてほしいこと

復縁を諦めることを伝えたほうが良いといえる理由の前に、「復縁を諦める」と元彼に伝える前に考えてほしいことについてご紹介していきます。

「復縁を諦める」と伝えることで得られるメリットがあるのは事実ですが、その反対にもちろん、デメリットもあります。そのデメリットについては後述しますが、一番大きいのは、「復縁を諦めないといけないこと」です。

その事実をまずは冷静に考えてみましょう。

ちゃんと復縁を諦められるのか

「復縁を諦める」と元彼に伝えるということは、基本的にそれ以降はあなたから復縁をするためのアクションは一生取れないと覚悟しましょう。
「復縁を諦める」と伝えたにも関わらず、「やっぱり復縁したい」なんて虫の良い話は通じません。

恋人同士だった状態から、別れを選び、そこからやり直すという選択肢は最後の希望です。
復縁を諦めることを伝えずに自分の中で済ませるのであればいいですが、伝えることはその最後の希望を手放すことになるのです。

それでもいいというのであれば、潔く復縁を諦めましょう。

一番大切なことはあなた自身の気持ちです。

元彼に対する好意を完全に捨て去ることができると覚悟ができるまでは復縁を諦めないほうが良いでしょう。

復縁を諦める原因

自分自身が復縁を諦めたいのかどうかをしっかりと見極めるためにも、復縁を諦める原因を明確にしましょう。

「そもそも元彼のことを好きじゃなくなっていた」「惰性で復縁活動をしていた」など、元彼と寄りを戻したいという気持ちがなくなっているのであれば問題はないですが、実は復縁を諦める方の多くは、体調不良や忙しさなど、復縁で大事な自分の気持ちと相手の気持ちではない理由です。

もし、復縁を諦める理由が、実際は「今現在、忙しく復縁に時間を割けていないから」であった場合、忙しさが落ち着き、時間が出来たタイミングに後悔をしてしまいます。

もし、自分の気持ちや相手の気持ち以外の理由以外で別れを考えているのであれば、まずは冷静になって、ひとまず復縁活動を休むなども選択も取れます。

まずは、一度自分の胸に手を当てて「復縁を諦めるのはなぜ？」と聞いてみましょう。

復縁に疲れているだけでは？

復縁は疲れるものです。

復縁は別れ方や自分・相手の性格によっては、長期間に及んでしまう可能性があります。
最初は、自分磨きや別れの原因改善など、今までの自分から変化するために色々と行動をして、変わっていくのが楽しかったものの、長期間になってくると「いつ復縁できるのだろう」というゴールが見えない不安が押し寄せてきて、無自覚に疲れが溜まっていきます。

さらに、長期間に及んでしますと、同じことの繰り返しにもなりやすく、飽きが出てきます。

どんなにモチベーションが高くても、楽しくても、飽きることは仕方がありません。

しかし、疲れや飽きで復縁を諦めてしまうのはおすすめ出来ません。

どんな物事にも停滞期は来ます。スポーツしかり、ダイエットしかり、目標の前には必ず停滞するタイミングが訪れます。そこで、さらにもう一歩続けることができれば、今まで見たことのなかった景色や感情に出会うことが可能です。

ですので、元彼に「復縁を諦める」と伝える前に、自分が疲れや飽きから諦めそうになってしまっていないのかを考えるようにしましょう。

復縁を諦めると伝えるメリット

「復縁を諦める」という判断、その判断を元彼に伝える前にしっかりと考えて、「復縁を諦めよう」と決心出来たのであれば、元彼にその気持つを伝えましょう。

ここからは、復縁を諦めることを伝えることで得られるメリットをご紹介していきます。

伝えることで自分の気持ちに整理がつく

「復縁を諦める」

面と向かって言葉で伝えるのか、電話越しにつたえるのか、メールやLINEのメッセージで送るのかは人それぞれで異なるでしょうが、自分の気持ちを自分の言葉にして相手に伝えることは共有です。

自分の頭の中で思っていただけの気持ちを言葉として表現することは、あなたの気持ちに整理をつけてくれます。

頭の中で「復縁を諦める」と思っていたとしても、言葉にすることで思いを自分の中で反芻（はんすう）することができ、自分の中で形になっていなかった思いも形にしてくれます。

「復縁を諦める」と伝えることで、自分の頭の中、心の中が整理され、スッキリすることができるでしょう。

新しい一歩を踏み出せる

「復縁を諦める」と伝えることは、あなたと元彼との恋愛の本当の終わりを意味します。

そのため、あなたは今まで元彼に夢中だった状態から、新しく一歩を踏み出すようになります。

言い方は悪いですが、過去の男性に囚われていた状態から抜け出して、新しく前を向いて歩き出すような状態です。今までは見えていなかったかもしれない周囲の男性や出会いに目を向けることができる可能性があります。

最初は、元彼に向けた誠実で一途な恋心の行き先を持て余してしまうかと思いますが、復縁するためにあなたが努力したことは嘘を付きませんので、あなたに好意を寄せる男性は出てくるでしょうし、持て余していた恋心の行き先は自ずと決まってくるでしょう。

「復縁を諦める」と伝えることは終わりではありますが、始まりにもなるというメリットがあります。

自信をもって新しい一歩を踏み出してみましょう。

元彼が復縁を求めてくる可能性あり！？

「復縁を諦める」と伝えることで、奇跡的に復縁を叶えられる可能性はあります。

あなたが復縁をしたかったという気持ちを元彼に勘付かれずに活動していたのであれば、あなたからの言葉を聞いて元彼はびっくりしてしまうかもしれません。

ただ驚かれる可能性はありますが、それでもあなたが本気で復縁をするために頑張っていたことや諦めるに至った気持ちに感銘して、復縁に対して元彼は前向きに考えてくれるかもしれません。

期待すべきことではないですが、可能性があるということは考えておきましょう。

もしくは、元彼も本当は復縁がしたくて様子を伺っていた可能性もありえます。態度や表情で考えがわかりにくい男性であれば、可能性はアリえます。

復縁を諦めると伝えるデメリット

当然ながら、復縁を諦めることを伝えるのはメリットだけではありません。しっかりとデメリットも確認しておきましょう。

復縁したくなっても出来ない

冒頭でもご説明したように、「復縁を諦める」と伝えるということは、「やっぱり復縁したい」とすることは出来ないことを意味します。

しっかりと考えて決心していることだとは思いますが、あとから「やっぱり・・・」とは出来ないですし、それ以降の元彼との関係が終わる可能性も十分にありえます。

しかし、この「復縁したくなっても出来ない」というデメリットのおかげで、未練なく新しい一歩を踏み出せます。

元彼の中で本格的に過去の女性になる

「復縁を諦める」と伝えるということは、元彼からしたらあなたのことを過去の女性とするきっかけになります。

元彼の中では終わった恋だったとしても、あなたの気持ちに気づいている場合、決して過去の女性とは扱われていなかった可能性はありました。しかし、伝えることで、完全に過去の女性となります。

しかし、「復縁を諦める」と言われた元彼の中では、ただの過去の女性ではなく、特別思い出の残る女性になれた可能性もあります。彼の記憶に残る女性になれたと、前向きにとらえることもできるでしょう。

伝えられてもうざいと思われる

別れの理由や元彼の性格によっては、悲しいことに「復縁を諦める」と伝えたところで、「そうなんだ」くらいにしか思わない人もいるでしょう。最悪な場合、「わざわざ言ってこなくて良いよ。うざいな」と冷たい態度を取られてしまう可能性もあります。

今まで頑張ってきた中での決断をそのようにぞんざいに扱われるのは、悲しく腹立たしいかと思いますが、終わった男性が言っている言葉だとスパッと切り替えてしまいましょう。

逆に、そのような反応をする男性と復縁をしなくてよかった、諦めてよかったと思えるかもしれません。

復縁を諦めると伝えると良いタイミング

ここまで復縁を諦めることを伝えるメリット・デメリットについてご紹介してきました。

では、復縁を諦めることを伝えるにしても、いつ、どんなタイミングで伝えるのが良いのか疑問があると思いますので、「復縁を諦める」と伝えるとよいタイミングについてご紹介していきます。

復縁を諦めてスッキリしたい時

あなたの気持ちの中で、復縁を諦めることが決心できていて、もう復縁のことを考えずにスッキリとした気分になりたいと思ったタイミングで行いましょう。

そのタイミングを逃してしまうと、色々と考えてしまう可能性が出てきてしまい、折角の決心が鈍ってしまう可能性があります。

それでは、中途半端な気持ちになってしまい、復縁をするにも諦めるにもどっちつかずの状態で辛くなってしまいます。ですので、決心が出来たタイミングで復縁を諦めることは伝えるようにしましょう。

元彼と純粋な友達になりたい時

諦める理由として、あなたの中で元彼と恋愛対象としてではなく純粋な友達と思えた時なども「復縁を諦めた」と伝えても良いかもしれません。

もしくは、現段階で友達のようになれているのであれば、あなたの復縁の気持ちは胸の中にしまってしまうのもいいかもしれません。

そうでない場合は、元彼の警戒心をなくし、友達になるために「復縁は考えていない」「復縁を諦める」と伝えるようにしましょう。

元彼との縁が切れても良い時

復縁の活動は長期間に及び可能性があるとお伝えしてきました。期間が長くなればなるほど、元彼の見えていなかった部分を見ることはあるでしょうし、元彼の性格も変化する可能性があります。

そんな元彼の性格や見えていなかった部分を垣間見て、あなたの中で「復縁をしたくない」「縁を切りたい」と思った時は、「復縁を諦める」と伝えましょう。

復縁の可能性がないと感じた時

復縁をしていく中で、すべてのカップルに復縁の可能性があるわけではありません。

しかし、「復縁をしたい」と強く思った場合、可能性では諦めることが出来なかったと思います。しかし、冷静になって、復縁は無理と確信めいて感じたときは、元彼に「復縁を諦める」と伝えることで、自分の気持に整理をつけ、ケジメを付けた状態で次の恋愛に進む事ができます。

可能性がないと思ったまま、復縁の活動を続けたとしても、それは苦痛でしかありません。

復縁を諦めると伝えて、新しい一歩を

「復縁を諦める」と決心がついたのであれば、元彼にそのことを伝えてみましょう。

頭や心の中で決めたことだったとしても、人間は少しでも期待できる要素があれば、期待をしてしまったり、諦めれなかったりします。その状態でダラダラと復縁を「諦める、諦めない」と右往左往してしまうのは、復縁にも良くないですし、あなたの貴重な人生の時間を損する可能性すらありえます。

そんなことにならないためにも、「復縁を諦める」決心ができたのであれば、元彼に伝えて、気持ち新たに、次の恋愛にすすめるようにしましょう。